2011年8月16日火曜日

マネジャーの目標の決め方

ドラッカーの『マネジメント』の記述です。


‥目標を承認するかどうかの権限は、より上位のマネジメント層がもつのが筋である。
だが、目標の設定そのものはマネジャーの責任範囲に含まれる。というよりマネジャーの第一の責任である。
つまりマネジャーは、上位の組織の目標設定にかかわる責任をも担っているのだ。


‥マネジャーであるとは、責任を負うことを意味する。
マネジャーの目標は、上司や自分が何を望んでいるかではなく、事業の客観的な要請を映し出しているべきだ。


‥事業の究極的な目標は何か、自分には何がどのような理由で期待されているか、どのような尺度と方法で成果が得られるのかを知り、理解しなくてはならない。



ドラッカーの考えるマネジャーは自分の役割について自分の頭で考え抜く人のことです。

優秀なサッカー選手のようなイメージでしょうか。


(浅沼 宏和)