2013年1月9日水曜日

ドラッカー講座の解説-その1


ドラッカーを仕事で使うコツはなんでしょうか。

ドラッカーのマネジメント論は人によって捉え方が違いますが、要するに成果をあげるための考え方・行動の指針と捉えておけばよいでしょう。

 ドラッカーの著作を全て読み、内容を咀嚼してから仕事をするわけには行きません。

「なるほど!」と思ったものからドンドン取り入れていき、試行錯誤しながらレベルを高めることが実際的であると思います。

そこで、私なりにドラッカー理論実践のポイントをまとめてみました。

 
1: 悩んだ時は「実際に成果に結びつくか」という基準で判断する

2: 何を目指した行動なにかをはっきりと意識する

3: ドラッカーの言うことが納得できなければ従わなくてもよい。ただし、その理由がいえるぐらいに考え抜く

4: 成果が出ない場合には、考え方や行動を意識的に修正する

5: 成果が出た場合には、より次元の高い成果を意識する
 

このように成果を目指して「走りながら考え、考えながら走る」といった考え方が必要であると思います。

 ドラッカーを学ぶことが目的なのではなく、ドラッカーをツールとして使って成果をだすことが目的であるということです。


(浅沼宏和)